従来のDPOFを利用した写真プリントの自動仕分け機能に加えて、写真データ販売用にデータを⾃動仕分けする機能を追加しました。
ネット展示で写真を大判(A4/A3)の画像データとして販売する場合、ダウンロード販売するために全ての画像を大判のピクセル数でアップロードする作業は展示回数が多くなるほど、展示画像数が多くなるほど、非常に非効率な面があります。
ネットには従来通り小さな表示用画像をアップロードして、大判の画像データの注文は写真プリントと同じレベルでパソコン側で注文No.ごとに自動仕分けし、Web納品するなり、CDに焼いて納品するなり、という作業を効率化できるのが「写真データ販売用自動仕分け機能」です。
Pic-Upマネージャーからダウンロードした「写真データ⾃動仕分けバッチファイル」をダブルクリックして実行するだけで、指定範囲のご注文データを一括でフォルダ別に自動仕分け可能です。
画像データは元データのコピーだけでなく、任意のピクセル数にリサイズしてコピーが可能なので、複数画像サイズの仕分け作業も1度で完了し、元データの管理も容易です。
また、画像にコピーライト文字や注文No.を合成して出力することも可能です。
画像データ販売のユーザーニーズは高いですが、データ販売をすることで不正なコピーやネットへの流出、画像の無断使用などの心配が出てきます。
対策として「不正利用防止のために画像にコピーライトと識別No.が入ります」と顧客に周知することで、一定の不正防止効果が期待できると考えます。
画像のリサイズや文字の合成は、オープンソースの画像処理ソフト ImageMagickを利用、本格的な画像処理をして出力画像を生成します。
また、著作権関連のテキストファイルなど、任意のファイルを同梱することも可能で、その上で、仕分けしたフォルダの圧縮まで自動化できます。
だんだんと、写真データ販売を主力にするケースが出てきていますので、データ販売を主力にしている皆様にぜひお試しいただきたい機能でございます。